ジオウ(ごまのはぐさ科)
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- 4月2日
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「Rehmannia glutinosa Libosch.」
(上:生ジオウ、下:熟ジオウ)


【分布】中国原産、薬用として栽培される多年草。
【形態】肥大した根があり地中を匍匐。花期は初夏。葉の間から15~30cmの花茎を出し、上部に淡紅色の大形の花を数個開く。
【薬用部位】根。掘り取った根を日陰の砂地に蓄えたものを生地黄(ショウジオウ)、掘り取って直ちに日干しにしたものを乾地黄(カンジオウ)、生地黄を砂から取り出して、蒸してから干したものを熟地黄(ジュクジオウ)と呼ぶ。
【成分】イリドイド化合物のカタルポール、レオヌライド、糖としてD-グルコース、D-ラクトース、スクロースなど。
【薬効薬理】漢方では強壮解熱薬として糖尿病、前立腺肥大症、老人性腰痛、白内障、インポテンツなどに応用する。
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