ケイヒ(くすのき科)
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- 4月2日
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「Cinnamomum cassia Blume」

【分布】中国福建、広東、広西、雲南各省、ベトナム北部、インドネシアに分布し、山地の斜面や砂地などに生える常緑高木。
【形態】樹高10~15m。樹皮は灰褐色で芳香あり。花期は5~7月。
【薬用部位】樹皮(→ケイヒ)、果実(→ニクケイシ)。樹皮を採集して水洗い後、日干し。
【成分】樹皮にケイアルデヒド、ケイヒ酸、オイゲノール、果実にケイアルデヒド、クマリン、ケイヒ酸、プロトカテコール酸などを含む。
【薬効薬理】ケイヒの精油は腸のぜん動運動を亢進し、一部殺菌作用確認されている。ケイヒ、ニクケイシは健胃、駆風矯味、解熱、鎮痛薬として頭痛、発熱、感冒、身体疼痛などに用いられるほか香料などにも使用されている。
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